女性が転職で失敗や後悔をしないための事前準備

  • 2017年09月29日 12:55

  自分に合った仕事の見つけ方とは

転職を思い立ったとしても、すぐに行動に移せる人と、そうではない人とに分かれるでしょう。
正確に言えば、すぐに行動に移して成功する人と、行動したからと言って転職に成功するとは限らない人とに分かれる、となるのかもしれません。

女性の転職もニーズは非常に高いのですが、よほどのキャリアや実績、輝かしい経歴などがなければ、即応募で即採用とはならないはず。
ましてや、未経験の分野へ就職する事を考えている人は、転職を成功させるための事前準備を怠ることはできないのです。

まずは、自己分析をしてみてください。
転職の先に何を見据えているのか、何がしたいのか、どうなりたいのかといったキャリアに関することから、性格や過去の経歴、得意なことや長所・短所なども整理しておきたいところ。

それらによって選択すべき業界や職種も異なりますし、履歴書などに書き込む内容や必要な面接対策なども異なってきます。

自己分析による結果を参考にすれば、自分に合った仕事を見つけることもしやすくなるでしょう。
自分に合った仕事が何であるのかを知らない女性はまだまだ多い。
それは自分そのもののを理解していないことが大きな原因です。
自己分析を徹底することで、自らが持つ能力や経歴などを活かせる業種・職種が絞られてくるはず。

こうした作業が、自分に合った仕事の見つけ方の一つであると覚えておくとともに、転職活動を進めるにあたって必ず役に立つことを頭に入れつつ準備に取り掛かりましょう。

  自らの価値を高めるための資格取得

転職によって新しい自分を見つけたいと思っている人は、資格を取得することも考えてみてはどうでしょうか。
資格は、どのようなものでも武器となり得ます。
転職の際にも役立ってくれる資格は非常に多くありますし、資格の取得を目指すことで、その分野が自分に合っているかどうかも判断しやすくなるでしょう。
自分を分析することにより浮かび上がってきたことの答え合せを、この資格を取得するという行為によって行うことができるのです。

国家資格など難しいものではなく、民間資格でも転職を有利に進めることが可能な資格は山ほどあります。
それを履歴書に書けば他の応募者との差別化を図ることも可能ですし、面接の時に人事担当者が目を留め質問等してくれるかもしれません。
たとえ、直接応募した職種に関係のない資格であっても、そこに目を留めてもらえれば、人となりをアピールするためのきっかけ作りとして活用することができるでしょう。

資格というものは、例外なく自らの価値を高めてくれるものです。
もし自分に自信がなかったり、今のまま転職しても成功するとは思えないと感じているのであれば、転職活動の事前準備として資格を取得し、自身の価値や武器を増やしておくことをお勧めします。

 

転職に有利な人気資格

①Microsoft Office Specialist(MOS)
┗IT系や事務系に転職を希望しているならぜひGETしておきたい資格。
パソコンスキルを証明できる人気資格です。

②実用英語技能検定(英検)やTOEIC
┗外資系の企業、接客業、ホテル関係に転職を希望しているなら取得しておきたい資格。
取得するなら 2級以上を目指したいところ。

③日本商工会議所簿記検定(簿記)
┗事務系や総合職、お金を扱う仕事を希望しているなら取得を目指しましょう。
この資格があると手当てがつく事もあります。

④宅地建物取引主任者(宅建)
不動産業界、金融系、保険業界を希望なら強力なアピール要素になる資格。

⑤秘書技能検定(秘書検)
この資格は基礎的なマナーを学ぶ事ができ、さまざまなビジネス技能の習得ができる資格です。
特に事務系を希望しているなら取得しておきたいところです。

転職を成功させるための応募書類の書き方

  履歴書や職務経歴書の書き方のポイント

転職活動では、疎かにしてもいい過程などありません。
転職サイト選びや求人チェック、自己分析や面接対策など、やらなければならないことが山ほどあります。
しかし、やはり最重要要素となってくるのは、履歴書や職務経歴書などの応募書類でしょう。

新しい人材を探している企業が最初に手に入れる応募者の情報は、応募書類に書かれていることです。
履歴書や職務経歴書の書き方に問題があれば書類選考で落ち、面接にまでたどり着くことができません。
応募書類チェックと面接を同時に行うケースでも、もちろん採用されることはないでしょう。

応募書類は、綺麗な字と美しいバランスを意識して書くこと。
特に女性の転職では、少しでも字やバランスが崩れているとイメージが下がってしまいます。
余計なことを書かないこともポイントの一つ。
アピールしたいがために冗長な文章になってしまう人も少なくありません。
これは逆効果。
すっきりとしているけど内容が濃い、そのような応募書類を目指すことを心がけましょう。

当たり前のことですが、嘘を書くのはNG。
採用されたい気持ちはわかりますが、事実と異なる内容は記載しないでください。
写真も重要です。
できれば写真屋さんでプロのカメラマンに撮影してもいましょう。
街角などにあるスピード写真の方が安くて手軽ではありますが、仕上がりと印象が全く異なります。
特に事前に書類審査があるときは、プロに撮影してもらうことをお勧めします。

人事担当:坂上
履歴書に関するエピソード

以前、私の会社で女性の求人を募集していたのですが、その時に応募してきてくれた女性が2名ほどいたんです。
Aさんは資格をたくさん取得しているようで、取得した資格をすべて記載していました。
全部で15個ほどです。
その資格の中には、募集職種と関係ないような「空手三段」や「アロマテラピー検定」なども含まれていました。
さらにその方は、「実用英語技能検定」を略語で「英検」と記載していたんですね。

志望動機の欄には過去の経験をぎっしり記載してあり、趣味や特技の欄も隙間なく記載されていました。
履歴書の書き方に致命的な間違いがあったわけではないんですが、全体的にAさんの履歴書はごちゃごちゃと文字が詰まっていて読みずらい感覚があったんです。

それに対し、もう1名のBさんは「1文字1文字丁寧に書いたんだな」という印象を受けるようなスッキリした履歴書だったんです。
資格の欄も業務で使用するであろう関連性のあるものが載っていて、志望動機も要点を抑えていました。
どちらを面接しようかと社員同士で話しあった時に全員一致でBさんに決定しました。
理由は、読む側が読みやすいように考えてある履歴書の書き方をしていたからです。

  最も重要視すべきは志望動機と自己PR

履歴書や職務経歴書の書き方の中で、最も気を配るべきは志望動機と自己PRの欄でしょう。
どちらも他の応募者とは一味違うところをアピールできる箇所であり、それだけに人事担当者も重要視してチェックをします。
ここで自分を上手くアピールできれば、一気に採用へと近づくことができるのです。

志望動機を書く際には、必ず応募先企業のことを調べるようにしてください。
どの企業にも当てはまるような動機ではいけません。
企業理念を重視したのか、企業の実績や雰囲気に惹かれたのか、その企業の扱う商品などが好きなのか、自分のこれまでの経歴や経験がどの部分に活かせると思ったのかなど、応募先の企業のみに該当する具体的な動機でなければ転職を成功させることができないと思っておきましょう。

自己PRに関しても似たようなことが言えます。
ポイントとなるのは、応募先の企業が欲している人材像を意識すること。
採用に際して人柄を重視するような企業であればそれをアピールし、スキルや資格を重視するような企業であればそれをアピールしなければいけません。
「私は貴社の求める人材像とマッチするはず」ということを、さりげなくアピールするのが自己PRなのです。

女性の転職希望者の中には、ライバルが男性となることも少なくないでしょう。
その場合には特に応募書類でアピールできるかどうかが勝負となります。
同時に応募してくる人に負けないよう、以上のことを強く意識して応募書類を完成させるようにしてください。